身近にいる人が何らかの困難を抱えていると気づいても、どう手助けすればよいのか分からないことはありませんか。関係性が十分でなかったり、適切な対応を知らなかったりすると、「自分なんかが介入すると迷惑がられるかも」と支援をためらうことがあります。逆に、困難を抱える当事者が「人に迷惑をかけるべきではない」と支援を断ってしまうこともあるかもしれません。
本作品は、「ヤングケアラー」と「若年性認知症」を描いています。ヤングケアラーは、負担の大きさによっては日常生活や将来にまで影響を及ぼすことがあります。若年性認知症になった方は、本来保てていたはずの社会的つながりから外れてしまい、自己の存在意義を見失って辛い思いをしていることもあります。
支援を必要としている人々を正しく理解し、どのように関わっていくかを考える一助として、本作品をぜひご活用ください。