好きな人と交際できるのは素敵なこと。しかし現在、10代のカップルのおよそ三組に一組の割合で、デートDVが起こっていると言われています。この作品は、若者間で起こるデートDVをドラマ化。解説パートではデートDVが起こった時、どうすればよいか。被害者、加害者、被害者の友人、加害者の友人の立場に分け、デートDVについての理解を深める構成となっています。
精神的暴力・経済的暴力
交際している裕一のことで悩んでいるミナ。裕一は、携帯を勝手に見たり、ミナが友人と会うのを妨害したり、貸したお金を返してくれません。
裕一から「バカ」とか「ブス」とか言われ続けることで、ミナは自分を失っています。
身体的暴力
加奈は、真也と付き合い出して、だんだんと真也が怖くなりました。
ささいなことで、突然暴力を振るう真也に怯え、言いなりになることでなんとか暴力から逃れようとしています。
性的暴力
試験勉強のため拓己が晴香の部屋にやってきました。拓己から性的な関係を迫られますが、晴香は拒否します。しかし強引に押し倒されてしまいます。
「やめて」と訴える晴香の声も拓己には届きません。