近所の河川での事故が最も多い子どもの水辺のトラブルは、どのようにして、なぜ起こるのか?
大人も子どもも知っておくべき注意点を解説します。
◯深いところや速い流れに巻き込まれる
川遊びをした場合、年齢に関係なく、浅瀬に沿って川の中央へと進んで行くことが多いです。
最初は浅瀬でも、川を進んでいくと急に深くなることもあります。
深みと流れにハマることで事故は起こります。
◯後追い沈水
複数の子どもが、同時に溺れてしまうケースがあります。
後追い沈水とは、1人目が川などで深みにはまった後、真後ろにいる2人目、3人目が助けようとしたり、あるいは助けようとした相手にしがみつかれて、溺れてしまう現象です。
◯事故が起こる一番多いタイミング『川に着いてすぐ』『帰り際』
水着に着替えたら、親が見ていない隙に、そのまま子どもだけで川に入ろうとすることもあります。
事故が起きる時は、最初に子どもだけで川に入り、いきなり深みで溺れるパターンが多いです。
◯川で子どもが流されたらどうする?
子どもが川で流されていたり溺れていたりすれば、泳いで助けようとしてしまうかもしれません。
しかし、川へ入る際は大人でもライフジャケットが必要です。
ライフジャケットなしで泳いで助けようとすると、溺れてしまう危険があります。