南海トラフ地震の危機が迫っています。南海トラフ地震では、2011年の東日本大震災を越える規模の大津波が、短時間で人口の密集した広い範囲の沿岸各地を襲うことになるため、東日本大震災を上回る大災害になるのではと懸念されています。
本作品では、南海トラフ地震の巨大津波が来襲したときに何が起こり、どのような危険がもたらされるかについて、東日本大震災の教訓をふまえて示します。次に、津波が予想されるときに個人としてどのように行動すべきか、そのポイントと心がけを紹介します。また、南海トラフ地震で大津波が予測される地域では、被害を減らすために地域として何ができるのか、どう備えたらいいのかを、高知県黒潮町の取り組みをモデルに紹介します。
被災者の体験や研究成果によって示される津波の脅威。津波から生き延びるために何ができるのかを考え、行動するための一助となることを目指します。
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