火垂るの墓(88分)
カラーアニメーション
原作:野坂昭如(新潮文庫版)
監督・脚本:高畑勲
製作:新潮社
制作:スタジオジブリ
文部科学省選定
日本アニメ大賞グランプリ
日本カトリック映画賞
ブルーリボン特別賞
文化庁優秀映画
モスクワ国際映画グランプリ
幻想的なホタルの群舞、恐怖のB29の襲来。“戦争”によって引き起こされる悲劇を哀感深く描いた作品。
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一つの花(23分)
カラーアニメーション
文部科学省選定
国語(小学四年)の教科書に掲載
原作:今西祐行(実業之日本社刊)
監督・脚本:神山征二郎
1944年(昭和19年)の夏、幼いゆみ子が最初に覚えた言葉は「一つだけちょうだい」でした。
いつもおなかを空かしていて「もっと、もっと」とねだるゆみ子に、「じゃあね、一つだけ」といって分けてくれるお母さんの言葉でした。
食糧難による飢餓感と戦争の悲しさを描きます。
監督・脚本は平和と生命の尊さを描くことで定評がある「ハチ公物語」「ひめゆりの塔」の神山征二郎。
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パパママバイバイ(70分)
カラーアニメーション
原作:早乙女勝元(草土文化刊)
監督:設楽博
脚本:山形雄策
厚生労働省中央児童審議会推薦
日本映画ペンクラブ特選
優秀映画鑑賞会推薦
1977年(昭和52年)9月27日に横浜市で起きた米軍機墜落事故を題材に、平和と命の大切さを描いた早乙女勝元原作をアニメ化。
ユー君とヤス君の幼い兄弟の命を奪った突然の墜落事故。
二人と仲良しだった女の子の純粋な目を通して、真の平和と命の大切さをやさしく問いかけます。
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キムの十字架(80分)
カラーアニメーション
原作:和田登(ほるぷ出版刊)
監督:山田典吾
脚本:立原りゅう
日本PTA全国協議会推薦
優秀映画鑑賞会推薦
同和教育推進協議会推薦
全国高等学校視聴党教育研究協議会推薦
1910年から1945年(明治43年~昭和20年)まで、日本は朝鮮に軍と警察を配置し支配していました。
1944年(昭和19年)、日本軍は本土決戦に備え、大本営を長野県松代に移す工事に多くの朝鮮の人々を連れてきました。
戦争が終わり、やっと朝鮮に帰れると思った矢先、弟セファンも朝鮮から連行されて死んでいたことを知った兄ジェハは、朝鮮に帰る仲間と別れ、再び地下壕の中に⋯。