ジェンダー・LGBTを考える

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LGBTsと社会(全4巻)

20~25分 DVD本体価格各巻 45,000円(税抜)

① 職場~声に出せないハラスメント~
社会人が生活の中で多くの時間を過ごす職場。ここでは無自覚に発せられる言葉が LGBTs 当事者を傷つけ、勤労意欲を低下させたり、メンタルヘルスを悪化させる原因にもなります。そうしたハラスメントをはじめ、トランスジェンダーが直面する就職活動の困難や情報管理の甘さから起こる無自覚なアウティング、制服規程や同性パートナーを認める社内規程整備の必要性など、職場で起こりうる様々な事例を描き、その課題に取り組むためのヒントを示します。

② 家族〜自分の子どもが当事者だったら〜
同じ家に住み生活を共にする家族。最も近しい存在だからこそ、本当のことが言えず苦しんでいる LGBTs の人々は数多くいます。子どもからカミングアウトを受けた場合、親は前向きに受け入れられるのか。この明暗を分けるのは、わが子との関係性、性的指向や性自認の多様性への理解、そして LGBTs が身近に存在するというリアリティではないでしょうか。本巻では、性の多様性に関して実感を伴った理解がない親が、ゲイである青年期の息子を追い詰めてしまう様子、親子が葛藤しながら関係を再構築する姿を描きます。

③ 公共機関〜誰もが安心して相談できる窓口へ〜
LGBTs の人々が福祉サービスを利用するとき、性的指向や性自認に関して対応する担当者の理解の欠如や知識の不足から、「相談しづらい」「意図せずカミングアウトを強要させられる」「発言に傷つく」といったトラブルが起こっています。この巻では、そうした具体例を描きながら、LGBTs の人々を含む誰もが安心して利用できる公的施設の対応を考えます。また、公的施設のみならず、LGBTs の人々への接客や応対を実践的に学びたい企業や団体などでも活用できます。

④ 地域社会〜ありのままで過ごせるコミュニティ~
地域社会においては、男女の役割規範やその価値観が根強く残っていることも多く、「まだ結婚しないの?」といった一見したところ何気ない一言が LGBTs の人々を傷つけてしまうこともあります。本巻では、トランスジェンダーの登場人物を中心に誰もが地域社会の一員として、居心地よく過ごすことができるための様々な地域の取り組みの工夫を描きます。「自分の暮らす街に LGBTs の人はいない」と考えがちな地域の中において、無意識の差別をしていないかを考えさせるドラマです。

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