グローバル(世界とつながる)+ローカル(地域にこだわる)
岡本工介(41)は、グローカルな生き方で人権問題と向き合う。
アメリカにおける先住民族や黒人への差別、日本における部落差別や障がい者差別――それらの過酷な現実を体験する中で掴み取った独自の具体的実践の数々。
父・茂(70)が代表理事を務めるタウンスペース WAKWAK の事務局長として、大阪北部地震後の地元同和地区の再生事業にも取り組む。同地区には日本各地はもとより、海外からも多くの人々がフィールドワークに訪れるようになった。
「つなぐ」から「なくす」、そして「共に生きる」へ。
確かなビジョンを抱き、エネルギッシュに活動する今を、原体験である 13 年前の北米縦断 1 万キロの映像も交えて描く。