路上には、交通ルールを守らない自転車も少なくないのが現実です。
自転車との事故を防ぐためにドライバーに求められるのは、交通ルールを守って運転することだけではありません。
自転車の行動を先読みし、危険に備える意識が欠かせません。
ポイント1 見通しの悪い交差点
見通しの悪い交差点は、出会い頭事故の多発地点。
とくにショートカットで右折してくる自転車を警戒しましょう。優先道路通行時にも注意が必要です。
ポイント2 渋滞車列の間から
渋滞車列の横を通過する際にも、出会い頭事故の危険があります。
車列の間からの自転車の横断に注意。予測していなければ対処するのは困難です。
ポイント3 信号の変わり目
信号のある交差点では、自転車の信号無視を予測しましょう。
とくに信号の変わり目に注意。「まだ行ける」と、無理な横断をする自転車がいます。
ポイント4 右左折時の巻き込み
まさかという状況で、左折車の左をすり抜ける自転車がいます。
左後方を必ず目視で確認しましょう。
また、右折時・道路横断時も注意が必要です。
ポイント5 自転車の横を通過するとき
自転車の横を通過する際は、速度を落として安全な間隔を保ちましょう。
ふらつく自転車や、後方を確認せず急な動きをする自転車がいます。
ポイント6 夜間の追突
車が自転車に追突する事故は、夜間に多く発生しています。
「自転車なんかいないだろう……」そんなドライバーの思い込みが事故を招く要因です。