ここ10年で急速に可視化した LGBT。
しかし、知識だけでは本当の理解には届かない。
当事者と出会い、向き合うことが求められている。
未悠(アパレル会社)・彩(大学教員)・歩夢(運送会社)
3人三様の本音トークとドキュメントで構成した本作品は、我々の隣で普通に暮らすトランスジェンダーたちの真の姿と共に、それぞれの家族や友人たちの思いも描いた。
未悠
中川未悠は1995年、神戸に生まれる。
幼稚園の時から性別に違和感をもつ。
高校2年の時、母親にカミングアウト。
女性への性別適合手術は2017年に。
ドキュメンタリー映画『女になる』に出演。
彩
西田彩は1967年、伊勢に生まれる。
35歳より女性として暮らし始める。
現在、音楽活動を続けながら、複数の大学で講師を勤める。
2019年に性別適合手術を受けることを決意している。
歩夢
東根歩夢は1992年、神戸に生まれる。
性別違和を家族は理解し、支えた。
2013年、性別適合手術を受け、戸籍も男性に変えた。
自身が歩んだ経験を活かし、講演活動も行っている。