このビデオシリーズを観て、自らも立ち上がった坂田かおりさん(57)。
講演や人権冊子作成など、幅広い啓発活動を続けてきた。
二人の兄の結婚差別体験、子育てで学んだ障害者差別問題、識字教室で向き合った外国人差別…。
自身の部落問題からスタートし、今、あらゆる人権問題と向き合う。
「誰もがありのまま生きられる社会」を作りたい。
2 年前に始めた「子ども・みんなの食堂」は、長年の思いから生まれた。
部落の内と外の壁を突き崩し、つながりを作ることを通して、差別をしない子どもづくり・地域づくりを目指すリアルな実践だ。
溢れる強い思いが紡ぎ出す言葉に、多くの人が気づかされている。