いじめ・DV・虐待問題を考える
Abuse bullying DV

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妊娠・出産に戸惑うあなたへ

24分 DVD本体価格 65,000円(税抜)
学校価格(中・高校のみ)33,000円(税抜)

今、大きな社会問題である児童虐待。そこには様々な要因がありますが、一つに「望まない妊娠・出産」があると、厚生労働省の報告書に記されています。もちろん予期せぬ妊娠だとしても、「祝福された出産」「喜びに満ちた子育て」となる例も多く認められますが、逆に「妊娠によって絶望する」「妊娠発覚時には喜びに満ちていても、周囲の状況の変化などによって出産を望まなくなる」場合もあります。このような妊娠には、児童虐待や遺棄致死、時には殺人という最悪の悲劇を生む可能性があります。
このDVDでは、未成年の女性二人の事例をドラマ形式で描き、「妊娠や出産に戸惑ったときには、絶対に一人で悩まず、相談機関・医療機関に相談・訪問すること」を強く訴えます。「どんな状況であろうと、妊娠・出産、そして母と子を支える制度があること」、また「何よりも命は大切であること」を強調します。

■望まない妊娠■
児童遺棄や虐待、養育の放棄により、多くの幼い命が失われている。その悲劇の原因の一つとして問題視されているのが、「望まない妊娠」である。

■愛美の場合■
SNSで出会った男性の子供を妊娠してしまった、高校3年生の愛美。しかし相手とは音信が絶え、両親にも打ち明けられない。
愛美は自宅のトイレで出産し、赤ん坊を遺棄してしまう。
児童虐待により、年間100人近く幼い命が奪われ、そのうちの40%以上が0歳児、さらにその半数近くが出産直後に発生している。
その背景には何があるのか―。「現代の家庭のあり方」などの観点から、専門家の解説を交えて、事件の原因を探っていく。そして、家庭や本人ができる対策を示唆していく。

■沙織の場合■
高校2年生の沙織は、恋人の子を妊娠して心ときめかせるが、妊娠を知った恋人は豹変し、去っていく。悲嘆にくれた沙織は、医院にて中絶を望むが、医師からは「この時期の中絶は不可能」と伝えられる。そして、「産んで命を繋ぐこと」を強く勧められる。
この事例から、「産むしかなく、どうしても育てられない」場合の対策の一つとして「特別養子縁組」があることを説明していく。
予期しない妊娠を経験した2人のケースを振り返り、相談機関(保健センターや妊娠SOSの電話など)や医療機関を訪ねる必要を訴え、必ず本人とその幼い命を助けてくれる手段があることを強く訴える。

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