■はじめに 人には誰でも得意・不得意があるが、発達障害のある人は、得意なことと不得意なことの差が非常に大きかったり、他の人と比べて物事の感じ方や考え方が大きく違っていたりする。そのことを踏まえ、発達障害の種類と主な特徴を見ていく。
■ASD(自閉スペクトラム症) ASD(自閉スペクトラム症)とは、自閉症やアスペルガー症候群などの総称である。自閉症、アスペルガー症候群の主な特徴を説明する。
■LD(学習障害) LD(学習障害)の主な特徴を説明する。
■ADHD(注意欠陥・多動性障害) ADHD(注意欠陥・多動性障害)の主な特徴を説明する。
■発達障害の見極め・心配な症状に気付いたときには? 子どもは一人ひとり違った成長の仕方をするため、まずは子どもをよく観察することが大切だ。そして、心配な症状に気が付いたら、しばらくの期間よく観察して記録をし、教育機関や各地域の相談窓口に行って相談をしよう。
■まとめ 専門機関で発達障害だと診断されても、心配することはない。発達障害の子どもは困難な部分、苦手な部分がある一方、優れた部分、得意な部分も持っている。親や周りの人たちがよく理解して適切な支援・配慮を行えば、その子にとって生き生きとした素晴らしい人生を送ることも出来るからだ。