「人権」は、日常の何気ない人と人との関係性の中にも存在します。しかしながら、普段そのことを当たり前に理解しているつもりでも、家族や友人、同僚など近くて親しい関係性においては、相手を一人の人間として尊重する意識がおろそかになってしまうことがあります。
主人公の麻友子は、発達障害の幼なじみ・紗希、オストメイト(人工肛門保有者)の女子高生・美織、祖母の介護をしている桃田という、それぞれ周囲からは見えにくい生きづらさを抱える 3 人と関わる中で、自分の思い込みに気づき、変わる決意をします。
外見で決めつけたり、「障害者」や「ヤングケアラー」などカテゴリーで人を判断したりせず、一人ひとりが考え方も感じ方も異なる存在であることを理解し、向き合う大切さをこのドラマを通して学ぶことができます。職場や家庭で「人権」について話し合うきっかけとして、ぜひご活用ください。